2007/10/03

知り合いが全国テレビに出たという話。

題名通りの話です。1ヶ月くらい前に収録を行ったという番組がついさっき放映されました。それを見てふと感じることがあったので、久しぶりにペンならぬキーボードをたたいてみることにしました。

番組の内容

その方が出演していた番組は芸人たちがいろいろな企画に挑戦していく番組で、いわばよくあるバラエティ番組です。その番組の中で彼女は、いわゆるギャルやキャバクラ嬢と一緒に「アンチ芸人」の立場で芸人たちと討論をするという、一企画のゲストとして参加することになったのです。

どんな内容なのだろうと見てみたら、なるほどとてもくだらない。正直知り合いが出ていなかったら絶対に見ないような番組です。「アンチ芸人」達は暴言のオンパレード。芸人達も芸人達で売り手に買い手で、討論の場はさながら喧嘩のようでした。その番組の中では彼女らはただ「芸人に向かって暴言を吐く品の悪い人達」という人物でしかなかったのです。

しかし、彼女らは本当に番組のように品が悪いのかといえば、そうじゃなかったりするわけで。私達以上にきちんと物事を考えていたり、自らの生き方について明確な目標を定めていたりするのです。そういった一面を知らずに、ただ「ギャルやキャバ嬢 =あまり考えていない人」のように一方的に決め付け見下したりするということは、まったく馬鹿げているわけです。

編集するということは

たとえ単純な切り貼りであっても、その人の思想や意思は多少なりとも入ってくるもので(e.g.ニュースの意図的な編集)。たぶんこの企画を作った人は、アンチ芸人グループを品が悪いようにしたかったのでしょう。キャバ嬢やギャルなどを採用したのも、偶然ではないのかもしれません。

編集で人格を一面的に加工することに「マジかよ、こういうのメディアよくやるんだ」って思うのと同時に、馬鹿にする人達と馬鹿にされキレている芸人という構図を潜在的に欲している人がいるということに、すこしなんだかなぁと思った深夜なのでした。

補足

知り合いは大学生で、個人的にすごく尊敬している人です。

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