2007/12/28

モルフォチョウを製作してみる


モルフォチョウがはばたいている動画をXSIを使用して製作してみました。上の動画をクリックすると再生します。

なぜこれを製作したかというと、今回製作するアニメーションでは作業工程が、

  1. モデリング
  2. テクスチャ
  3. マテリアル作成
  4. キャラクタリグ作成
  5. キャラクタアニメーション
  6. ライティング
  7. レンダリング
  8. コンポジション

と、一般の3D映像製作での作業工程をそのまま踏むことになるので、その前に練習して慣れておかなければと思い、モルフォチョウがはばたいている動画を製作してみることにしました。製作時間は3~4時間くらいです。

製作の一部始終

butterfly_poly

モデリング。汚いポリゴンですいません(笑)
平面なんだからグリッドでいいじゃんとも考えましたが、後にアニメーションしたときに矛盾が生じるかなと思ってきちんと製作しました。

butterfly_tex butterfly_bump butterfly_speqular

写真を下絵として、モルフォチョウの羽をちこちことトレースしていきます。意外と綺麗に書けて満足。左から順に、カラー、バンプ、スペキュラのテクスチャです。今回は単純にPhongシェーダに接続します。

butterfly_anim

尻尾のボーンを三本羽に通して、ヌルに従属。ヌルは正弦波のローテーションを加えて、アニメーションさせます。

ライティングはImage Based Lighting + Final Gatheringを使用してライティングしました。

最後にレンダーした映像をAE上でグローを加えて、完成です。本体はめんどいんでやってません。意外に綺麗にできて満足。なんかあったら他の映像にも脇役として登場させるかもしれないです。

2007/12/21

Softbank 912Tを買ったよ!

そのまんまのタイトルです。いままで使っていたSoftbankの携帯(705T)がぶっこわれてしまったんで、新しく912Tという2007年夏に発売されたモデルの白ロムを2万円で購入しました。普通の手段で機種変更すると7~8万位するので結構うれしい。

現在不慣れながらも使用していますが、感じた点をいくつか列挙してみます。

  • カッコいい!薄い!丈夫!ステンレス製で安心感ある!
  • メールのレスポンス早い!漢字変換便利!キーがでかくて押しやすい!(すっごく重要)
  • 赤外線通信がある便利~!!!
  • 3.2メガのカメラ綺麗!はっほー!
  • Felicaついてるからコンビニとかで財布出す必要なくなるかも。
  • ワンセグはどうでもいいや。

とにかく漢字変換が便利になったことが一番でかいです。縦長になったのでメールも以前より見やすくなりました。満足です。

12/28

白ロムについての記事を削除しました。白ロムの購入に違法性がないことは確か(古物商許可証を持っている店ならば、白ロムの販売自体にはなんら違法性はない。また機種変更の結果手元に残った白ロムをオークションに売るなどの行為も、個人間の取引と見なされ同様である。)ですが、一応インターネットにて世界中に公開している以上、じゃんじゃんやれとかいう記事を書いて推奨するのは、違うんじゃないかな、という理由です。

2007/12/12

東北大ジョジョ立ち講座 with 荒木先生

http://kajipon.sakura.ne.jp.nyud.net/art/jojo-tohoku.html

まさか、荒木先生と御一緒にジョジョ立ちを解説する日が来ようとはッ!文字通りのゴールド・エクスペリエンス(黄金体験)。ここまで来ると、もう現実のことなのか、スタンド攻撃で幻覚を見ていただけなのか、我が身のことながら分からない…!

ゴゴゴゴゴ・・・・・

ゴゴゴゴゴ・・・・・

はてなブックマークを見てみたらユーザー数269(12/12現在)になってて大分ビビりました。すげーや荒木先生。

実のところ自分東北大のジョジョ立ち講座行ってきたんです。
ホントは整理券持ってないんでいけないんですけど、偶然にも撮影のスタッフとして仕事することになりまして。絶対いけないと思ってたんで仕事の依頼が来たときは舞い上がっちゃいました。

いやっほおーーーッ!

みたいな。

東北大のジョジョ人気っていうのは異常で、学祭のスタッフは事前に整理券を先着順で朝の10時に配るって掲示してたんです。自分は
「絶対深夜組とか出るんだろうなぁ~でも7時くらいに行けば間に合うんじゃね??」
とか思ってたんですけど、そんなことありませんでした。

当日自分は寝てたんで行けなかったんですが(笑)、実際に整理券をゲットした友達いわく、

深夜の2時に並んでギリギリだった

もう、ほんとすごいなぁと思いました。深夜に並ぶ友達も熱心なジョジョファンも。1番に整理券をゲットしたグループなんですけど、前日の午後から並んでたらしいですね~。

参りました。こんな人達にかなうわけがないです。

実際の公演の内容は上のページに書いてることがすべてです。個人的には後編のジョジョ立ち講座よりも、前半の『損をしない漫画の描き方』がすごい参考になりました。とても面白い公演内容だったんですが、冷静に仕事をやんなきゃいけなかったので、スタッフとしてじゃなく純粋に一般の客として受講したかったです。

2007/12/09

Subversionでプロジェクト管理。

以前製作した作品では、一つのカットシーンをいつでも以前の状態に変更できるようにするため、キリのいいところで『別名で保存』するという方式をとっていました。以前は40秒という短い尺でなおかつ1カットだけだったのでそんな混乱することはありませんでしたが、複数のカットを製作した場合は大量のファイルが出現することになって、ごちゃごちゃになって混乱することが予想されます。

いちいちフォルダ分けするのもあんまスマートじゃないしなーと思ったので、今回はプログラマご愛用のSubversionのWindowsクライアントである、TortoiseSVNを使ってファイルの管理を行うことにしました。本来はソースコードとかを管理するためのソフトなんですけど、AEやXSIを用いたプロジェクト管理にも使えそうです。

xsi
以前の作品例。たった1つのカットに
23個ものシーンファイルが作成されている。

Subversionっていうとオープンソース開発とか、複数のプログラマを動員した大規模な開発に使われるソフトとかっていうイメージがありますが、個人でも十分使えます。なによりオープンソースですし、お金がかからずに使えるというのは大きなメリットです。個人的にはコミットの際に変更点をコメントできるところがデカイ。

詳しい使い方は【バージョン管理ツール】TortoiseSVN(From ren's+blog)に載っています。そちらの記事も映像製作のファイルを管理するためにSubversionを用いるという手法で記事が書かれているので、分かりやすいかと思います。

自動的にキャラクタの動きをつけるRIGを組んでみる。

rig

人間の動作っていうのは筋肉の動きとか力学的動作とかいままでの経験から得た経験的動作とかが合わさって作られる複雑な動きなんで、それをキャラクタにアニメーションさせるってことはけっこう難しい。だから動作を一つのインターフェイスにまとめたりとか、それぞれの動作を自動的に連携させることで作業を効率化させるRIGを作ることはけっこう重要だったり。

それである程度の人間らしい動きを数式を用いることで自動的に付加させるRIGを作ったら便利そうじゃね?って思ったので、試しに製作してみました。まぁそんなすっごいことはやってなく、ただ正弦波を各部位にエクスプレッションでつなげただけなんですけど。実験してみた結果がこちら。

xsi_breath
(画像クリックで動画表示)

呼吸をする際の人間の動きを自動的に付加。今は呼吸の動作しか作ってませんけど、呼吸だけじゃなく他の動作もある程度自動化できるとは思います。自分の作ったモーションと組み合わせることでモーションがさらにリアルになるかも?(でも正直この程度だったらXSI Baseあたりで誰かが考えてそう…)