2008/06/24

雑感。


Photo by oskay, "WhiteMenorah.jpg"

Webプログラミングに関しては数多くのフレームワークが存在して(DJango, CakePHP, Ruby on Rails, etc...)いるのにも関わらず、システムトレードに関しては全くといっていいほどフレームワークが存在していない。存在していてもなぜかアプリケーション上で動くわけの分からない独自言語(MetaTraderとか)だったりで、非常に汎用性が低いのが現実です。なんでだろ?そっちのほうが使いやすいから?明らかに開発コストもかかるし、ライブラリも充実しない気がします。

うーん…これからはシステムトレードも独自言語じゃなく、フレームワークで管理する時代だと思います。これは今大雑把に考えている構想ですが、整理するために文章に直してみます。

バックテストやシステム評価はフレームワークが総合的に管理して、ユーザはシステムの開発それだけに専念すればいい。そしてそのシステムは手直すことなく、そのまま実際に売買を行うことができます。SimulationとRealの差異はフレームワークがある程度吸収します。

ここまではMetaTraderが実現していることですが、違うのはシステムの根幹となる言語をpythonで作ることでOSを気にすることなくマルチプラットフォームで動くようにして、なおかつpythonで培われた既存のライブラリを利用できるという点。まさに「巨人の肩の上に立つ」ことで、従来のアプリケーションには出来なかった領域を開拓していくフレームワークが出来ればなぁと考えています。

どうだろ?とりあえず自分のためにいろいろ勉強してみますが、もしうまく開発が進んでいったらオープンソースでリリースしてみたいです。いままで散々オープンソースコミュニティにはお世話になってきましたから、すこしでも恩返しができればいいですね。

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